▼知覧特攻平和会館
館内に入ると、なんとなく空気が重い。展示物を見れば見るほど、戦争の恐ろしさ、
家族の大切さを思い知らされました。知覧特攻平和会館は、実際自分が見て、聞いて
感じるのが一番かと思います。
上段の写真は、特攻平和会館正面と会館へ続く桜並木と灯篭、小庭園です。
灯篭には特攻隊員の姿が彫られていました。中段2枚は特攻隊員が過ごした三角
兵舎と内部です。他は敷地内にある展示物等です。
▼知覧武家屋敷
知覧は「薩摩の小京都」といわれ、生け垣と石垣が美しい武家屋敷が今も
残っている所です。
知覧の石垣はきれいな切石整層積みが中心で石垣の上の 見事な生け垣と
共に清潔感あふれる風景をつくっています。
西郷恵一郎(さいごうけいいちろう)庭園
庭園は主屋の南に開け、東南の隅に枯滝を組み三層石塔を配しています。
庭の南東部の隅に枯れ滝の石組みを設けて高い峰とし、この峰から低く
高く刈り込まれたイヌマキは遠くの連山を表現しています。
平山克己氏庭園
母ヶ岳を借景に取り込み、大海原に浮かぶ島々と遠方に見える緑の大陸を表現しているそうです
平山亮一氏庭園
母ヶ岳を借景にして、イヌ槇の遠山と前方のサツキの大刈り込みだけの石積みを使わないとてもシンプルな庭園です。サツキの開花時期はとても綺麗だと思います。
佐多民子氏庭園
巨石奇岩を積み重ねた深山幽谷の景をうつしだしている。敷地の北西隅に立石の枯瀧が組まれ、書院から枯瀧へ向かって飛び石が配置してある。
森重堅氏庭園
池や流れる水が美しい唯一の池泉式庭園で曲線に富んだ池には、奇岩怪石を用いて近景の山や半島をあらわし対岸には、洞窟を表現した穴石を用いて水の流動を象徴している。庭園入口の右側にある石は、庭園の要をなし、雲の上の遠山を現している。庭園裏から水が湧き出し、どんな干ばつの年でも枯れたことがないと伝えられている。
▼さつま路の郷土料理
とんこつ・・・かごしま産黒豚の骨付き肉を長時間煮て、黒砂糖、麦味噌、焼酎、ショウガで味つけがしてあるとのことでした
きびなごの刺身・・・イワシ科の小魚で大きさは約7、8センチ。銀色の小刀のように光る、ピチピチと生きのいいきびなごの刺身は、酢味噌でいただきました。
地鶏刺身(さつま若しゃも)
焼酎・・・伊佐美、天璋院篤姫
料理も焼酎も全て満足しましたが、特にとんこつは、ぷるぷるの軟骨と肉が絶妙においしかったです