本州側の広島県呉市とその南東に位置する安芸灘諸島の島々を結ぶ、8つの橋梁(総延長:約 5300m)の総称で、愛称の「安芸灘とびしま海道」と呼ばれることが多い。
1号橋(安芸灘大橋)から7号橋(岡村大橋)の区間愛称が「安芸灘とびしま海道」と呼ばれています。
また「しまなみ海道」をもじって「裏しまなみ海道」と呼ばれることもあります。
また、5号橋から7号橋までを含む大崎下島から岡村島へと至る区間には「安芸灘オレンジライン」の愛称があります。
区間:本州 - 下蒲刈島 - 上蒲刈島 - 豊島 - 大崎下島 - 平羅島 - 中ノ島 - 岡村島
下蒲刈島から中ノ島までは広島県呉市、岡村島は愛媛県今治市に属する。
(出典:ウィキペディア)
安芸灘大橋料金所の近くの安芸灘公園からのパノラマです。
本島と安芸灘大橋でつながる下蒲刈島。ミカンの島で有名ですが、江戸時代には朝鮮通信使、オランダの貿易船などが寄港し、番所や本陣が今も残っています。
下蒲刈島の歴史と文化を紹介する松濤園や、蘭島閣美術館などが見どころの多い島です。
御番所の跡地に建てられた総ヒノキ造りの蘭島閣美術館
江戸時代の末、沼隈沼(現在の隈郡沼隈町)の豪農・山路機谷が、京都黒谷に祖父が建てた茶室「奇好亭」を邸内に移築、楼造り(2階建て)に改めたものです。明治25年に竹原に移され、頼山陽の別荘として使用されていましたが、後に、頼本家の寄贈により下蒲刈島に移築されたものです。
壁を動かして通路を作るどんでん返しや階段の踊り場を利用した道具棚など、独特の建築様式が施されています。入ってすぐ、風通しの良い畳の間で抹茶と茶菓子が振る舞われ、心が和みます。
「松濤園」は三之瀬瀬戸の急潮を借景に松を主樹としたみどり豊かな落ち着きと潤いのある庭園です。
この庭園の中には安芸の宮島の門前町にあった町屋を<陶磁器館>に、石置屋根に豪壮な井桁組を持つ重厚な建物を富山県砺波から移築し<朝鮮通信使資料館「御馳走一番館」>に藩政時代に「大庄屋」の地位を与えられていた旧家を山口県上関町から移築し<あかりの館>にして建物そのものを保存すると同時に、展示室としてそれぞれ活用されています。また、江戸時代に設けられていた<蒲刈島御番所>も復元しております。
①陶磁器館 ②御馳走一番館(朝鮮通信使資料館) ③あかりの館 ④蒲刈島御番所
(番号は松濤園全景写真の番号に対応)
松濤園全景写真の右後方に見える橋は蒲刈大橋です
福島正則が築いた「がんぎ」。
幕命により本陣を設ける際、船着きの便をはかってここに造られました。
呉市の東方の瀬戸内海に浮かび、蜜柑などの果樹栽培で知られ、「日本の渚・百選」に選ばれたロマンビーチ県民の浜を中心にマリンレジャーを楽しむことがで きます。近年は弥生時代の製塩法「藻塩焼き」を現代に蘇らせた古代塩「海人の藻塩」の生産地としても知られるようになっています。
海水浴をはじめ、いろいろなマリンスポーツが楽しめテニスコートや多目的グランドも整備されたれた一大健康保養地です。又「日本の渚・百選」に選ばれた ロマンビーチ、県民の浜・恋ヶ浜に、宿泊施設「輝きの館」・天文台・体育館・プール・温泉施設「やすらぎの館」など、たくさんの施設があります。
コテージ前には専用 駐車スペースがあり 便利です。直ぐ近所には遅くまで営業しているスーパーマーケットやコンビニエンスストアはないので食料等は事前に準備しておいた方がベターです。
又温泉に入りたい方は コテージの下のほうの場所に天然ラドン温泉施設かまがり温泉 やすらぎの館があります。
コテージは5人棟と10人棟の2種類有ります。私が利用した5人棟は6畳の和室とツインベッドの洋室と写真のリビングの3部屋です。
上の写真(下段右端の写真)正面(輝きの館)の左上部にコテージの一部が写っています
広島県呉市豊島は穏やかな瀬戸内に浮かぶ県内屈指の漁業の島であり、江戸期から昭和の中頃までは、伝統の「アビ漁」が行われていました。
アビ漁はイカナゴを好物とするアビという鳥を追い、そのイカナゴに群がる鯛やスズキを獲る漁法です。
映画のモデルになった宝の島・大崎下島。山の斜面にはみかん畑が広がり、大長みかんの産地としても有名です。さらに国産レモン発祥の地でもある。古くは潮待ちの島として栄え、その面影を残す美しい町並みが広がる。幕末の歴史の舞台になった金子邸やお茶屋跡の若胡子屋跡など、見どころがいっぱいです。歴史のみえる丘公園からは、御手洗の街並みや、遠く来島海峡なども一望できます。
江戸時代、風待ちや潮待ちの港町として栄えた御手洗は、商家、茶屋、船宿、住宅、神社、寺院などが混在し、大波止、石橋、高燈籠、石垣護岸、雁木等、港町の生活上必要な土木的建造物が当時のまま現存している町並みです。
写真上段右は越智医院、下段右は高灯籠と石造りの太鼓橋『すみよし橋』
140年以上前から続く日本で最も古いと言われている明治時代からの時計屋さん。
店内に置かれているアンソニア社(アメリカ)製の約2mの柱時計は、家を一軒売って購入したといわれている時計で、140年以上休みなく時を刻み続けています。
昭和12年に建てられたモダン劇場。戦後は昭和30年代まで映画館として親しまれていました。平成14年(2002年)現在の形に復元されました。
乙女座は建物内の見学が出来る。中のつくりは映画館というより歌舞伎や芝居をするための舞台のようです。席は畳張りで壇上に向かって下り傾斜になっている。二階席にも上がれる。昭和のレトロ漂う空間です。
歴史の見える丘公園 は 来島海峡(愛媛県今治市)や四国の山々が一望できる絶景スポットで、島と島を結ぶ橋も見え 歴史ある御手洗の町も見渡すことができる展望台。
眼下には御手洗の古い町並み、そして愛媛県との県境になる岡村橋や岡村島を望めます。
岡村橋は広島&愛媛県境の橋です。
平羅橋、中の瀬戸大橋、岡村橋の三橋が見えます。
岡村島と 大崎上島を結ぶ8号橋の予定ですが現在もまだ未着工です。
瀬戸内海のほぼ真ん中に浮かぶ大崎上島。ここに行くためには船が必要になります。
と言うことで今回はここまで、大崎上島は後日竹原港より行くことにしました。