先日ゴルフ練習場でインストラクターが、生徒の皆さんにレッスンしている
光景を見て思いました。
人間は、自分が納得した事以外は、真剣に取り組まない生き物だ。
理解のレべルはそれぞれ異なるが、共通点は納得したか否かです。
説得は、ある意味、力技で言い聞かせているようなもので、その瞬間は、
『分かりました』と言うが、結局は納得したところまで戻ってきてしまいます。
まず「自分はどのようにして相手を説得したらいいか」のではなく
「どのようにしたら相手に納得してもらえるか」と考え方を改める必要が
あるのではと思いました。
ふと昔読んだ本を思い出しました
人を動かす (デール・カーネギー)
この本でデール・カーネギーが最も言いたかったこと。それは、「人の心をムリに動かしても
決して動かない、相手の心を自発的に動かさない限り、本当の理解は得られない」
ということです。人は他者から重要な人物だと思われたい生き物です。
そして人は自分が大切で自分が大好きです、自分が正しいと思っていて他人からいろんな
指摘を受けても自分の信念を変えようとしません。
だからムリに人を動かそうとしても動くわけがありません。
本書は、「人を動かす三原則」「人に好かれる六原則」「人を説得する十二原則」「人を変える九原則」など、人間関係についての原則を豊富な逸話を交えて紹介しており、自己啓発本の古典として世界的ロングセラーとなっています。(出典:日本文学ガイド)