大阪造幣局の「桜の通り抜け」は有名ですが、広島も負けてないです。
大阪造幣局より、昭和42年から順次移植してきた桜を造幣局創業120年記念事業の実施にあたり、平成3年4月からこれらの桜を一般開放したそうです。
広島造幣局の八重桜の一般公開「花のまわりみち 」が2015年は4月14日から7日間限定で開催されます。
構内の桜は、関山、松月、普賢象などポピュラーなものから、大手毬、紅手毬など他ではあまり見られない珍しいものなど約56品種、 約216本を数えており、大半は遅咲きの八重桜で、大きな花びらは八重桜ならではの風情があります。
そしてその中から、今年の花が毎年一本選ばれます。今年は「日暮(ひぐらし)」でした。
咲き誇る時期も一般的な桜が終わった後なのでワンシーズンでニ度楽しめる事ができ、普段は決して入る事が出来ない造幣局の中にあると言うことも特別感を演出してくれます。
品種名:蘭蘭(らんらん)
北海道松前町「白蘭」と「雨宿」との交配から選出育成
された桜。
花は白色に近く、花弁数は20~25枚ある。
品種名:松月(しょうげつ)
東京荒川堤にあった名桜。
花は最初淡紅色で、次第に白色となり、花弁数は25枚
程度ある。
品種名:糸括(いとくくり)
江戸時代から知られている桜。
花は淡紅色、花弁数は10~15枚程度
品種名:八重紅虎の尾(やえべにとらのお)
昔から京都で栽培されていたといわれる品種。
花びらが密集して長い枝のまわりにつき、虎の尾状になるので、この名がついた。
花は淡紅色で、外側の花弁のふちや外面は色が濃く紅紫
色。花弁数は25~30枚。
品種名:関山(せきやま)
明治初年東京荒川堤の桜として有名になった桜。
花は濃紅大輪で、花弁数は30枚程。
品種名:紅華(こうか)
北海道松前町の浅利政俊氏が実生の中から選出した桜。
濃紅色の花が密生して咲き、咲き方が華やかであるところから、この名前が付いた。花弁数は30~40枚。
今年の花「日暮」