今年も桜の季節がやってきて、花見のタイミングをはかっている内に少し時期が遅れたようで
旧市内ではだいぶ葉桜となっていましたが、今日行った緑化センターは少し標高が高いので
まだ少し期待して行きました。
ソメイヨシノは散り始めでしたが、しだれ桜や八重咲きなどはこれから徐々に満開を迎えしばらく楽しめます。
また桜の種類も多く、桜の名札や説明を見ながら歩くのも興味をそそります。
毎年、ソメイヨシノが咲き出し始めるころモクレンとこぶしがいち早く咲き出します。
今回は椿の花もまだ残っている所もあり、まさに「百花繚乱と残花繚乱」でした。
ちなみに残花とは、春の末のころに咲き残っている桜の花。 散り残っている花。名残の花。と言う意味ですが
まさにそういう状況でした。残花繚乱は百花繚乱に対する造語と思われます。
個人的な印象を言えば、白木蓮の花は一途に一方向を向き(上向きで天に向かって)咲き
大きく、上品で優雅で孤高的な感じがします。
一方こぶしは、横向きに(いろいろなところに愛嬌を振りまいている)花が咲き、見る人の方に
顔を向けてくれているようで、親しみやすく思えます。
椿を見ると必ず思うことがあります。山茶花との違いです。
ぱっと見では区別がつきません。私が違いを見分ける方法は、花の散り方で見分けます。
山茶花は花びらがバラバラに落ち、椿は花ごと落ちています。