修復後の姫路城はとにかく白い。「白すぎる!」と話題になっている世界遺産・姫路城。その白さも車の排気ガスなどで徐々に黒くなってしまうと聞き、今のうちに見に行かなければ!とさっそく行ってきました。
さすが世界遺産!その美しさと広さに圧倒されました。
スマホと連動し、当時の様子を見ることもでき、色々工夫されていました。
入城券を買う所から、城の敷地内に入りすぐに天守閣の入城口に並びましたが、そこから天守閣内に入れたのは1時間20分後で入るまでに結構大変でした。入ってからも天守閣の中は薄暗く階段も急なので安全のため入場規制が行われていたので天守までかなり時間がかかりました。
大手門から菱の門、城内に入るまで結構距離があるのですが、狭間のある壁や、いろんな家紋の軒丸瓦など見どころの多い順路です。場内のすべての場所が写真スポットでした。
菱の門をくぐった所から左手の坂道を登っていくと西の丸です。
姫路城の天守群がある西南方向に姫路城西の丸があります。
当時、西の丸には御殿があったようですが、現在は広い庭園です。
ここから眺める大天守と小天守とのバランスは美しく、テレビの時代劇でも見かける風景です。
西の丸には、長局(ながつぼね)という長い建物が建っており、中を見学できます。
展示品や説明書きを読みながら、長い廊下を進んでいくわけなのですが、
急な階段があって上り下りが激しいし、なんてったって廊下が長い。
この長い廊下の途中にいくつかの櫓があり、部屋があります。
建物内部はいくつもの部屋で区切られ、おそらく多くの奥女中と呼ばれる女性達が暮らした部屋だと思います。
もちろん長局にも石落としや狭間など防御の為の機能もあり、男性が自由に入れないよう中から閉める扉が
今も残っています。
姫路城に登城する前に昼食を食べようと歩いていると、姫路城を正面に臨む抜群のロケーションに建つイーグレひめじ会館の1Fにあったお店(千姫茶屋)を発見。
お店の入口にあるメニューを見ると「しらす丼」「姫路おでん」両方が食べられるセットがありこのお店に決定。
お目当てのしらす丼は、姫路おでんと、にゅう麺のセットになっています。
このセット、正式名称が「黒田勘兵衛御膳」。
言われてみれば「しらす丼」は、大きな赤い漆器の器に入っていて、その器が、勘兵衛の兜みたいに見えなくもないです。
この大きな器、お店に来た人は皆、喜んで写真を撮っていました。
しらす丼は、おいしいです。おいしいけど、器が大きすぎて食べにくい。
にゅう麺と姫路おでんは、両方とも薄味。
姫路おでんは、お醤油出汁で煮込んだおでんに生姜醤油がかけてありました。
これはこれで又おいしいです。