テレビニュースで「たけはら町並み雛めぐり」を紹介してたのを見て早速行ってきました。
竹原市の町並み保存地区にある古い住宅で、江戸時代から現代までの様々な雛人形を飾って
公開する「たけはら町並み雛めぐり」が開かれています。
期間は:平成28年 2月11日(木)~3月21(月)
◆旧佐倉邸
竹灯りとともに雛人形が展示され、幻想的な竹灯りも楽しめます。
左が江戸時代、中が明治時代、右が昭和54年竹灯りが幻想的です
下段は旧佐倉邸です
◆旧笠井邸
江戸時代から平成までの様々な形の雛人形が所狭しと飾られています。
二階にも豪華雛壇が勢揃いしています
芥子雛(けしびな)
江戸時代の中期頃より流行した雛。平均の高さが10cmという小型の雛。
幕府の民間の雛祭りに対してたびたび贅沢を禁止するお触れが出たたため小型化したようです。
享保雛
江戸時代に流行し、面長な顔に切れ長な目、少し口を開けた立体的な表情が特徴です
次郎左衛門雛
江戸時代京都の雛屋次郎左衛門が創始したという雛の総称。
丸顔に細い眼、小さい唇と鼻などが特徴。
江戸時代の内裏雛
明治時代の内裏雛
大正時代の御殿雛
昭和初期時代の御殿雛
昭和40年代の木目込み人形
木目込み人形は人形に掘った溝に着物の布端を埋め込んである。
平成の7段飾り
お雛様掛け軸
雛人形が展示されている部屋
旧笠井邸の二階から本町通りの町並を
見渡す
◆お好み焼きほり川
今回の目的の一つでもある「たけはら焼き」を食べるためほり川に来ました。
店は蔵を改装したお店で天井が高いです。
たけはら焼とは生地に酒粕と日本酒を練りこんだご当地のお好み焼きで、
生地はほのかにお酒の甘みを感じ、しっとりしています。
野菜が少なめで小ぶりながらも旨味たっぷりです。
ソースの味付けもさっぱりしており、追加のソースを加えると独特の
甘みが増し美味しいです。マヨネーズはちょっと???
◆町並み保存地区
昔ながらの町並みが続いています。すごくノスタルジーな感じの景観が続きます。
今回は雛めぐりに合わせて行ったのですが、このノスタルジックな町並みを見て
まわるだけでもとても楽しめると思います。
初代郵便局 黒いポストが立っています
花みづき(カフェ)
街灯
竹鶴酒造
ニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝の生家
意匠をこらした格子窓
恵比寿神社(地元では胡堂と呼ばれています)
本町通りの北端に設置。映画「時をかける少女」(監督:大林宣彦)でもお馴染みです。
印象強い胡堂の側面(右側が正面)
頼惟清(らいただすが)旧宅での展示
頼山陽の祖父、惟清が紺屋を営んでいた当時の旧宅です
竹の茶屋いっぷく
おかかえ地蔵
お願い事を祈りながら、石の地蔵さんをかかえ、
軽く感じられると願い事が叶うという言い伝えがあるそうです。
骨董屋(古布くろたき)さんで見つけた盃(松竹梅のセット)
正月の御屠蘇用、三三九度に使用していたのでは?
酒を注ぐ方もセットで有ったのではと思われましたがそこにはありませんでした。