11月14日(土曜日)あいにくの雨となりましたが、島根県大田市を中心に巡ってきました。
【行程】
1日目:11月14日(土)
広島ー島根県大田市「そば工房 木の香」-三瓶小豆原(あずきはら)埋没林公園
ー島根県立三瓶自然館サヒメルー温泉津温泉(のがわ屋)
2日目:11月15日(日)
温泉津温泉ー仁摩サンドミュージアムー石見銀山ー広島
故郷三瓶をこよなく愛する蕎麦職人の店主が
三瓶在来種の蕎麦を使用し自家製粉したそば粉を使用しているそうです。
今回は山かけそばをいただきました。
蕎麦の香りがメチャクチャいい!! しかも腰があって細い!美味しく頂きました。
写真:木の香HPより出典
三瓶小豆原(あずきはら)埋没林は、火山噴火によって埋もれた森の化石です。
原始の森の豊かさと、それを一瞬で地中に閉じ込めた自然の力を改めて感じます。
又この木が、数千年の時を経て今目覚めるということに圧倒されます。
写真(左):地下展示場への入口
写真(中)
三瓶小豆原埋没林を発掘状態で展示する施設。直径30m、深さ13.5mの巨大な
地下空間にあるラセン階段を歩いて下ると、火山噴火によって埋まった四千年前の巨大な杉が そびえ立つ 姿は圧巻です。
写真(右)
三瓶自然館に展示の埋没林標本を発掘した坑を展示室にしたもの。 不思議な形をした根株が 残っています。 (画像)
写真:公益財団法人しまね自然と環境財団HPより出典
三瓶山北麓にある自然系博物館です。
三瓶山を中心に島根の自然関する生物・地形・地質・天文まで、自然・環境についての幅広く展示されています。又2階には野外観察コーナーもありました。
直径20mのドームスクリーンでは、プラネタリウムや島根の自然を紹介する大型ドーム映像が大迫力でした。(今回は「柳生博のさんべ自然紀行」を見ました)
口径60cmの大型望遠鏡で三瓶の美しい星空が楽しめる天体観察会(毎週土曜)、学芸員が案内する自然観察会(要予約)も実施されているようです。 写真:公益財団法人しまね自然と環境財団HPより出典
温泉津温泉
昭和のはじめに戻ったような静かな駅前。旅館に着くまでの街並みの眺めも趣があります。
今日の宿は「のがわや旅館」期待通りの老舗のレトロ調日本旅館でした。
夜神楽
土曜日の夜、ノスタルジックな雰囲気あふれる温泉街のいっかくにある温泉津温泉・龍御前神社 本殿での夜神楽は、石見神楽本来の奉納神楽を思わせる神社の荘厳さと勇壮な舞を楽しむこと ができます。
仁摩サンドミュージアムは砂時計という少女漫画の舞台にもなっている所だそうです
メインは直径1メートル、高さ5.2メートルの世界最大の砂時計です。
落下する砂の量は直径平均0.106㎜の粒が1トン。ちょうど365日かかって落下する
「一年計砂時計」です。「砂暦」(すなごよみ)と名付けられました。
砂時計の大きさは人に寄って感じ方が違うと思います。私はこれだけの砂が1年で落下すると知り、一年はこんな短い時間で過ぎてしまうのかと改めて思いました。その他、一人一枚無料で作ることのできる砂絵が人気でした。
石見銀山遺跡は「石銀地区」「銀山地区」「町並み地区」の三地区あり今回は「町並み地区」を歩くことにしました。
石銀地区:銀山発見伝説の舞台で銀の採掘精錬が行われた地
銀山地区:銀生産の中心地でおおよそ600を超える間歩(坑道)があった
町並み地区:石見銀山の政治経済の中心地だった。武家や商家、神社仏閣など様々な建物が混在しているのが特徴。
古民家を生かしたカフェやショップがいくつもあり、のんびり散策を楽しむことができます。
◆群言堂のカフェ
石見銀山の入り口付近にある古い町並の一角にある古民家。
京都の町屋のように、間口は狭いですが、奥行があります。
靴を脱いであがります。入口手前に服、インテリア、小物の販売エリアがありその奥にカフェがあります。ガラス貼りの窓から、中庭が見え、天井のガラス板に紅葉した紅葉の葉が落ちてムードを醸し出していました。カフェのメニューが横長のがまぐちでオシャレなアイディアでした。
又トイレの窓も丸窓の障子窓で素晴らしく、思わずカメラを向けました。
◆観世音寺
岩盤を刻んだ石段を登っていくと、朱色の門の両側に仁王様がカッと目を見開き、傍らには十六羅漢が静かに立ち並んでいます。本堂のほか山門と鐘楼が残されています
◆勝源寺
階段を登ると立派な四脚山門があります。正面桁に巧妙な龍の彫物があります。大森地区の街並みからほんの少し入ったところですが、観光客はほとんどおらず静寂な空間です。
四脚門には、毎夜水を飲みにぬけ出して困るというので、竜の目に釘を打ち、動けないようにしたという竜の彫刻が施されています。