今日(3月7日)の気温が5月初旬頃の20度となり、天気も良くカメラを替えたこともあり、
試し撮りを兼ねて森林公園に行きました。
森林公園には「昆虫の森」「ピクニックの森」「子供の森」などといった親子で楽しめる施設がまとまって設置され、そのうちの一つが「山城展望台」を中心として再現された鷹の条山城(たかのじょうやまじょう)です。
毛利元就時代の山城を再現した展望台があり、高さ10メートルの本丸をはじめ二の丸、三の丸、番小屋、櫓門、冠木門で構成されています。
ここからは、360度の眺望ができ、広島市内の中心部はもちろん、西方面には日本三景宮島、
北方面には元就の本拠地であった吉田方面が一望できます。
元就の時代には、石垣や天守はありませんでした。こうした山城は、平時は少人数の番兵が置かれているだけで、有事の際にだけ城主以下多くの城兵が籠城したようです。
中世の山城の雰囲気が感じられるよう山頂部に甲丸(つめのまる)を少し下がった場所には、
二の壇、三の壇、番小屋 が設けられ出入り口には、櫓門、冠木門が配置されています。
ちょっとした歴史探訪でした。